アリジゴクといっても今現在私が置かれている状況の説明ではない。本物のアリジゴクのことである。 あろうことか、(あ)の自由研究の課題は「アリジゴクの生活」について。 今朝、近くの坂道の切り通しで木の株が露出しているところ、ここにたくさんのアリジゴクが巣を作っているので、捕りに行った。こどもは器用なもんだ、すり鉢状の巣に指を突っ込んでちょちょいと引っ張り出す。土といっしょに虫かごに入れ、持ち帰る。さっそくデジカメを三脚にセットして、虫かごの中の土をならして、捕まえてきたアリジゴクをその上に置く。 一定時間ごとに写真をとる。結局仕事を休んで付き合う羽目に... 合間に勉強といっても集中力が... やらないよりはマシだけど。 その巣、結局夕方までかけてチェックしてたけどほとんど動きなし。土の上に置かれたアリジゴクはすぐお尻からもぐるのだけど、そこまで。 ...と思ってたら、夕食後急に動きが活発になってきた。土の中をグルグルとモグラのように溝を掘りながら動き回る。そしてキバで土や小石などを跳ね除け、穴を大きくしていく。そして、ちょっと目を離している隙に、立派なロート状の巣ができていた。 -
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