「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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朝、おとーさまから電話。 「モックンのかばんを持っていきたいんやけどの、 おるかい?」 あ。入学祝に買ってくださったんだ、ランドセル。 せっかくだから、手渡してやって欲しいなぁ。 おじーちゃんが買ってくださったのよって。 モックンからもじかにお礼言わせたいし。
「おとーさん、夕方そっちに伺ってもいいですか?」 「おお?かまわんけどの。」
保育園に迎えに行って、そのままだんなの実家に向かう。
「こんにちわー。」 「いらっしゃーい。」 いとこちゃんたちが留守番してる。あれ?おじーちゃんは? 「さっき帰ってきたんやけどなー、すぐにでてったー。」
・・??
そこへ「おうおう、きとったかー。」 おとーさん登場。 モックンもマルもミーも「おじ〜ちゃ〜ん!」と飛びつく。 私もおとーさん大好き♪いっしょに飛びつきたかったけど、がまんする。(←ファザコン。)
おとーさんは、孫のためにわざわざシュークリームを買いに行ってくれてたのだ。 もうッおとーさんのそーゆ〜マメなとこが どーして、遺伝しなかったんだっ!ひげ長男!
ランドセルをおじーちゃんから手渡してもらう。 モックン、車の中で何度も練習してきたお礼を言う。 「ありがとう。大事に使います。(ペコリ)」
校区のはずれになるので、1キロも歩くんですって言ったから、 おとーさんとおかーさん、二人で一番軽いの選んでくれたんだって。 本当に軽い。
モックン、黒いランドセルをしょってみた。 「にあうのお。」とおとーさん。 「むひひひひひ。」ともっくん。
「ぶんのずんばん!」と、 みけんにしわを寄せて順番を待つマルには、 二人とも気がついていなかった。 ええ、もちろん背中から降ろしたとたんに、 奪いましたとも。兄のランドセル
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