「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年04月14日(土) 「ありがとー!」

モックン用に注文したイスが届いた。
パイン材の背もたれに布張りクッションのちゃんとした書斎イス。
立派過ぎず、ちゃち過ぎず、いい感じ。

組み立てたあとに、梱包材の白い発泡スチロールが残った。

当然、やつらの絶好のエモノだ。
さんざん工作したり、かきむしったりして、
リビングは雪が積もったように発泡スチロールのかけらが散乱している。

あー。もう。やだなぁ。

げんなりしていたら、ミーが、ほうきで部屋の中をはきはじめた。

モックンもちりとりを持ってきて手伝う。

あら。

得意げにミーが言う。
「おかーちゃん、ミーが手伝ってきれいにしたるわな!」
モックンもいう。
「おかーちゃん、いっつもたいへんやろ!」

う、うん。
「手伝ってくれてありがとう。助かるわ。」

どーした風の吹き回しかはわからんが、
とにかく、自分達で散らかしたところを片づけるのはいいことだ。

勢いよくはいた分、部屋の隅にゴミが固まってるが、
なあに、たいしたことじゃない。






「おかーちゃん、いっつもぼくら寝てからここ片付けるんやろ?」
「おかーちゃんいっつもおいしいの作ってくれるしなぁ!」
「おかーちゃん、ありがとー!」
「おかーちゃん、ありがとー!」


  ?


いやいや、勘ぐっちゃダメね。

いい子を持ってシアワセ!(?)


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