「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年04月19日(木) ちゃっかりミー

お子様相手に一日バトって、夕方電池の切れかける頃、
パソコンを立ち上げてメールチェックをする。

ああ、久しぶりな人から来てるー。
あれ、また落ち込みメールくれてるひとがいるー。
あは。このメルマガ、おもしろい。
ついつい、読みふける。

調子に乗ってレスを書いたりしてると、
ミーがやってくる。

「ふふん。」
たくらみ顔だ。
「おかあぁちゃあぁん♪」
なあに?
「なんかぁ、おなかすいたぁ。」
あらあら。さっきたべたばっかりじゃない。
「ちがうのー。なんかぁ、あまいものがたべたいなぁ〜。」
ふーん。
「つめたくてー。」
ふーん。
「アイス・・・・みたいな〜。」

・・・・・・アイス食べたいんでしょ?
「うん!食べていい?」

こいつ、おかーちゃんがパソコン部屋にこもってるときは、
要求の通りやすいことを大変よく飲み込んでいる。
悔しいが、今これ書いちゃいたい。くそぅ。

「いいよ。一個だけね。」
「わぁい!」

弾んで冷蔵庫に行き、大好きなアイスを選んで二階に上がる。
ちゃんと、モックンの分も、マルの分も持ってゆく。

一見、大変よく気がつく親切なよい子のようだが、
親切ではない。ココがポイントなのである。

しばらくすると、階段を急いで降りてくる。
「おかーちゃん、おかーちゃん、たいへん!」
「なあに?」
「マルが、どーしてもアイス、もう一個食べたいって!」
「だあめっ。」
「でもどーしても、もう一個!」
「ポンポン痛くなるから、だあめっ!」

マルが大急ぎで加勢にやってくる。
「チュウチュウ!」(*いわゆるチューペットなどという棒ジュースを凍らせたもののことである。)

あとは大合唱。
「チュウチュウ!」
「チュウチュウ!」

うーるーさーいーーーー!

たったあれっぽっちのものだし、う、まぁ、いいか!?
「・・・・じゃ、ほんとに最後だよ?」

「わあい!」

ああ、いかん。早く書き上げて電源切ろう。
書いたメールを読み返していると、
ミーが3度目の来訪。

「お、おかーちゃん・・」
「もう、あかんで!」
「・・アイス、もういらん・・寒い・・。」



アホ!



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