「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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お子様相手に一日バトって、夕方電池の切れかける頃、 パソコンを立ち上げてメールチェックをする。
ああ、久しぶりな人から来てるー。 あれ、また落ち込みメールくれてるひとがいるー。 あは。このメルマガ、おもしろい。 ついつい、読みふける。
調子に乗ってレスを書いたりしてると、 ミーがやってくる。
「ふふん。」 たくらみ顔だ。 「おかあぁちゃあぁん♪」 なあに? 「なんかぁ、おなかすいたぁ。」 あらあら。さっきたべたばっかりじゃない。 「ちがうのー。なんかぁ、あまいものがたべたいなぁ〜。」 ふーん。 「つめたくてー。」 ふーん。 「アイス・・・・みたいな〜。」
・・・・・・アイス食べたいんでしょ? 「うん!食べていい?」
こいつ、おかーちゃんがパソコン部屋にこもってるときは、 要求の通りやすいことを大変よく飲み込んでいる。 悔しいが、今これ書いちゃいたい。くそぅ。
「いいよ。一個だけね。」 「わぁい!」
弾んで冷蔵庫に行き、大好きなアイスを選んで二階に上がる。 ちゃんと、モックンの分も、マルの分も持ってゆく。
一見、大変よく気がつく親切なよい子のようだが、 親切ではない。ココがポイントなのである。
しばらくすると、階段を急いで降りてくる。 「おかーちゃん、おかーちゃん、たいへん!」 「なあに?」 「マルが、どーしてもアイス、もう一個食べたいって!」 「だあめっ。」 「でもどーしても、もう一個!」 「ポンポン痛くなるから、だあめっ!」
マルが大急ぎで加勢にやってくる。 「チュウチュウ!」(*いわゆるチューペットなどという棒ジュースを凍らせたもののことである。)
あとは大合唱。 「チュウチュウ!」 「チュウチュウ!」
うーるーさーいーーーー!
たったあれっぽっちのものだし、う、まぁ、いいか!? 「・・・・じゃ、ほんとに最後だよ?」
「わあい!」
ああ、いかん。早く書き上げて電源切ろう。 書いたメールを読み返していると、 ミーが3度目の来訪。
「お、おかーちゃん・・」 「もう、あかんで!」 「・・アイス、もういらん・・寒い・・。」
アホ!
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