「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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ミーと、マルが、おもちゃの取り合いをしている。 もとは、マルに買ってやったものだ。
ミーが、さっと、つかんで、「貸してよぉっ!」 マル、「ぎゃああん!ぽくのっ!」 「かしてってゆーとるやん!」マルの手の届かないように、持ち上げるミー。 「いややっかえしてぇっ!」両手を伸ばして、ミーにすがりつくマル。
取り上げたおもちゃを、ふりまわし、見せびらかして、「かえしまっせ〜ん!」 ミー、いじわる〜。
マルは黙って泣いている方ではないので、反撃。 「ぱかっっ!!」 いうなり、ミーに殴りかかった。 マルの小さなこぶしが、ミーの顔に当たる。 「痛いッ!」 「ぱかっ!」 「痛いッ!おかーちゃーん!マルが叩いてくる〜!」 「だって!ミーがッ!うえええ〜〜〜〜んん!」
洗い物をおえて、現場に到着。 二人を見ながら、 「どっちも悪い。」
ふたりとも、みけんにしわ、口とんがり。
「あのね、ミーも、マルも、いじわる。 ミーは、取り上げずに、貸してねって、優しく言えばいいんだし、 マルだって、いいよって、優しく言えばいいのに、 ミーは、遊んでるマルの手からいきなり取り上げたでしょ。 それ、いじわる。 いじわるは、うつるねん。 ミーのいじわるがマルにうつったから、マルだって、絶対、貸したくない。 マルのいじわるがまたミーにうつって、 ミーのいじわるがまたマルにうつって、 そうやって、どんどんいじわるがふくらんでいって、 めちゃくちゃいじわるになるねん。 いじわるって、うつるねん。 でもやさしい気持ちもうつるねん。
ミーがやさしい気持ちで、マルにいっしょにあそぼっていうと、 マルもミーのやさしい気持ちがうつって、うん!ていえるんやで。
二人とも、やさしい気持ちになって、遊び。」
にらみつけあっていた、ふたり、 なでなでされながら、やんわり説教されて、 そういう手もありかと、いう気になったらしい。
ミーが、かわいいこえで、 「マ〜ルゥ♪そのかわいいおにんぎょで、いっしょにあそぼうかぁ?」 まるが、 「いいよ〜♪」
「おかーちゃん!マルが貸してくれた!」 「おかーちゃん!貸してあげた!」
ふふふ。 ノりやすいねぇ、二人とも。
でも、うつるのは、ホントよ。
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