Just A Little Day
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元気ですか?? 彼から話は聞きました。 それでつい書かずにいられなくて、でも直接は云えないから、 こんなところで云わせてもらいます。 「今更」なんて笑い飛ばさないで聞いてね。 あの頃のあたしは、ただがむしゃらに早く大人になることだけを考えて、 あなたがいつも微笑んでいてくれる様にって、「いい女」に「いい子」になろうって、そればかり考えてて、 あなたが何を望んでるのか、どう思ってるのかなんて、見ようともしてなかった。 「手を離したのはお前だ」っていつかあなたは云ったけど、 本当にその通りだと思う。 「いい子」でいることに疲れたんだと思う。 あたしがあたしでいることが、きっと一番大切だったんだよね。 振り返ればあなたはいつも大きな愛で包んでくれていた。 それでもあたしは不安で、信じられなくて、そのままでいることに臆病だった。 今ならわかるんだけど、あの頃は今よりずっとずっと子供だったから…。
もしもこれをあなたが読んだら、きっと「くだらねぇ」って呆れるでしょうね。 でも、本当に誰よりも愛してた。
それはこの先もずっとずっと変わらないでしょう。 例えこの先、どんなに愛する人が出来たって、それは変わらない。 あなたに会えて本当に良かった。 ありがとう。 幸せになってね。
あたしは幸せよ。心配しないで。 少なくともあなたの100倍は幸せになるからね。 いつか会えたら、笑顔で「ありがとう」が云える様に もう少し会わずにいさせて。 まだ上手に笑えないと思うから…。
さよなら。
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