Just A Little Day
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知らない部屋。
「お前は大事だけど・・・わかんねぇよ。俺、他にも女いるかも知れないじゃん。」
そう云って目を細めて煙草の煙をゆっくり吐く、忘れかけていた横顔。
「それでもいいよ。」
あたしは男の膝に頭をのせる。
「“そんなの嫌。あたしだけを見て”って云えないから、 あなたはあたしから離れて行ったんだよね。」
終わってしまった恋を思ってそう呟いた途端、涙が止まらなくなった。 久しぶりにしゃくり上げるほどに声をあげて泣いた。
そんな夢を見た。 久しぶりに黒夢の「NITE&DAY」を聴いてみた。 そういえばそんな恋もあったなぁと思ったけど、涙は出なかった。
僕のこと気遣って いなくなりそうな君へ 重ねあう切なさを 少しでも消さないで 朝も夜も 君に会いたい わずか 話す声が聞きたい
なんだか途方に暮れてしまった。
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