少し優しくされると調子に乗って、一人よがりに愛をまくし立て、打って響かなければ不安は雪だるま式に積もり重なって、全身に疑心暗鬼の針を立てる。「始めから何も無かった。」自分にそう云い聞かせ、胃を荒らす。一人になる覚悟もないくせに、はじめから一人だったふりをして自分を誤魔化す。たった1週間であたしは、あなたの優しさを消化してしまう。たった1週間であたしは、あなたに会えた悦びを忘れてしまう。ええ浅ましい。消えてなくなれ、駄目人間。