コラム・6 - 2004年02月26日(木) 「オリンピック」(800字以内) 影響力。五輪がもつその力は絶大である。 各競技にとって、五輪に種目が採用されるか否かは、死活問題だ。五輪種目から外されてしまうと、世界的な規模における普及、そしてメディアへの露出機会が極端に減ってしまう。そうなれば世界的な少子化の流れも手伝い、競技人口が先細りし、やがては衰退への道を辿ることになる。 シドニー五輪前後から画策され、導入された卓球の大幅なルール改正は、明らかに多チャンネル化時代を迎え、テレビ番組のコンテンツとして魅力ある競技に変身しようとし、そして五輪という舞台に生き残ろうとする必死の「サバイバル」といえる。 国際卓球連盟が行ってきた主なルール改正には次のようなものがある。�。横嬰誓�から11点制への移行�■汽押璽爛泪奪舛�7ゲーム、もしくは9ゲームマッチに��3ゲームマッチが5ゲームマッチに。 このルール改正には、これまでの卓球の文法を破壊するのに等しい変更といっていい。百年近く培ってきた21点5ゲームマッチという伝統が、捨てられたのである。ここまでしてもルール改正に踏み切らせた要因は、�.押璽犂屬隆岾屬鯊燭�取る�■隠嬰誓�にすることでスピーディな試合への転換を図る。この2点につきるだろう。 つまり、ゲーム間の間隔を多く取ることで、よりコマーシャルを多く入れることができる。しかもゲームとゲームの間の休憩時間は1分と決められていることからも分かるように、これは30秒コマーシャルが2本入る時間に設定されているように思われる。 この大変化を「卓球の面白味が失われた」というのは簡単だ。しかし、その背後には卓球という競技自体の存続、そして五輪の種目として生き残りを懸けた戦いがある。 -
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