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一生懸命と流した仕事 - 2001年07月02日(月)

今日のランチは横浜・伊勢佐木町にあるチェーン展開しているとあるカレーショップに入った。ここは以前から良く利用していたお店であったが、今日は約半年振りに利用することとなった。

午後二時半を廻っていたがほぼ満席に近く繁盛している様子であった。近くにカレーミュージアムとかいうものが出来て客足が減るのではないかと思っていたが、さほどの影響はなかったのかもしれない。

まあそんなことはさておき、以前来店した際にまだ研修中だった女の子が偶然いた。その時は店長から怒られ、おどおどしながら仕事をしていたように記憶している。この子はちょっと無理かな・・・と、その時は思ったのだ。でも、今日見る限りでは作業としてはほぼ問題なくこなしてはいたが、なんか違う!という感じがした。それは何なんだろうと食べながら考えていたが、気が付いたことは口調がとても早口になっていたことと、仕事に「慣れ」が出て来ていた。

飲食店の従業員を観察していると結構こういう子に出会うことが多い。「慣れ」が
流す仕事になってしまっているのである。そこにはひたむきさや一生懸命さというものは感じられなく、「私は慣れているのよ」とか「私はプロよ」というものがものの見事ににじみ出て来ているのである。研修中の仕事を覚えようとしていた時の心などもう何処かにふっ飛んでしまっているに違いない。

以前手掛けたお店にもそういう子がいたのだが、客の評判はすこぶる悪かった。ただ、作業としてはそつなくこなしているので経営者は何の問題もないと思っていたみたいであったが、私の目から見ればその子は当然ながら決してよいフロアースタッフとは言えなかった。

今日の子はそれと同じ状況である。本人の意識の中では何も問題などないと思っているであろうし、店長も同じかもしれない・・・でも、その子によって育てられる現在の研修中のスタッフは可哀想である。悪い見本を見ながら仕事を覚えていく訳だから・・・


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