要望・・・か? 我侭・・・か? - 2011年01月15日(土) 先日、とあるお店で見た光景・・・ せいろの大盛りを受けていないお店では「薄盛りせいろ」とか「お替りせいろ」という名前を付けて半分程の量のものを提供している。手掛けて来たお店でもそういう出し方をしているところは多い。 打ち合せの帰りにちょっと気になる店構えのところがあったのでふらりと入ってみた。ピークを外した時間だったが、結構混んでいるし、人気店なんだろう。 席に着いてメニューを眺めていると近くの席にいた先客が花番さんを呼び、こうオーダーを告げた。 「ビールと天せいろとお替りせいろね。それから先に天ぷらとお替りせいろね」・・・と。 たぶん、バイトと思われる女の子は一瞬何を言われたのかよく理解出来ていなかったようだが、とりあえず「はい」と言ってパントリーへ下がった。すると女将さんと思われる年配の女性が出て来て「天せいろの天ぷらとお替りのせいろだけ先に・・・ということですか?」とその客に確認した。 時々「天せいろ」の天ぷらだけを先にもらって酒の肴にする客を見掛けるが、それにお替りせいろを付けるというのは初めてである。それだったら天せいろを出してもらって、後からお替りせいろをもらえばいいと思うのだが、どうやら天ぷらと共に酒の肴としてせいろを食べたいということらしい。 せいろの量では肴には多いのか?将又、せいろはあくまでも最後にしっかりと食べたいのか?理由は定かじゃないけど、こういうオーダーは・・・ 客の要望なのか・・・? 客の我侭なのか・・・? 本来、「お替りせいろ」や「薄盛りせいろ」は普通の「せいろ」じゃちょっと物足りない方が、もう少し食べたいから頼むメニューで、汁は付けない店も多い。ここもメニューにはそう記されていたのだが、先にお替りせいろをくれと言われたら汁を出すしかないよね。 まあ、作業的にはどっちが先でもそれほど面倒臭いということはないのだが、あまり良いオーダーの仕方とは思えないな。「天せいろ」の天ぷらだけを先にもらって、後からせいろ・・・というもの私自身は恥ずかしくて絶対に頼めないし、頼む心算もない。 出来る限りお客様の要望に応えることは正しいことだとは思うが、客側も何でもかんでも主張を通すというのもどうかとは思うね。 それと、実際に単品の「天ぷら盛り合せ」はひとりで食べるには量が多い場合がある。大抵は二人前程度の量になるのでひとりでは頼み難いというのも事実。だから、最近は「天せいろ」の天ぷらと同じ量の物を単品メニューとして提供するようにしている。 こういう出し方をしていれば冒頭のような可笑しなオーダーの仕方をする客はいないだろうが、それにしてもあんなオーダーの仕方はちょっと理解に苦しむな。 「天せいろ」をもらって、後から〆に「お替りせいろ」でいいと思うけど・・・。 Pocchy Land Information←Click ← 掲載誌情報更新 BLOG Pocchy's Collection←Click ← 毎日更新中 -
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