デンゼル・ワシントン主演の映画。
貧乏なために、重病の子供の為に、何もしてくれない保険会社や病院と必死に戦う父親の物語。
お父さんはただ、子供の命を助けたいんだよね。
我が子への愛情だけ。
だから間違ってるとわかってはいても、病院を占拠してしまうし、子供に心臓をあげるために自殺をも考える。
とにかく必死なんだよね。
自分の人生は終わらせても、子供の人生に未来をあげたい。
奥さんもどこまでも、夫と子供の味方なんだよね。
お父さんが子供のことを語るセリフ。
「楽しい子だぞ?あの子を知れば。きっと好きになる」
愛情溢れる子供を愛してなきゃ言えないセリフ。
親が子供を守るのは当然のこと。
それが当たり前のことだし、そして子供も親の愛情を受けて元気にいい人間に育つことが親孝行だと思う。
でも今の世の中、その当たり前のことが難しい。
どれだけの親が子供の為に、こんな風に戦えるだろう。
いや、いるよね。
こんな異常な事件が多発するような時代でも。
やり方は別にしても。
ただ…自分がもし親になってこの夫婦と同じような目に遭ったら…。
自分がこんなに戦えるか、なんて、とてもじゃないけど自信がない。
デンゼル・ワシントン…カッコよかったです。
いい役者なんだなぁ…。
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