一瞬降ったあとの空
薄い雲と薄い水色が入り交じっていた

子供の頃の図画の時間に
画用紙を水でヒタヒタにして
お米をガーゼで包んで縛り
それもヒタヒタにしたのち
それに好きな絵の具をつけては画用紙にポンポン
何色も色を変えてはポンポン
違う色同士が混ざりあう部分がものすごく好きで
画用紙の前でうっとりしていた

コトを突然思い出した。
なんで急にこんなことを・・・と思ったが
きっとまだやられてるのに気づく。
アール・ブリュット展を見た衝撃が未だ続いているようだ。
あのエネルギーには立ち向かえるはずもなく
羨んでしまったり
自分を恥じてしまう感覚もあったり
感情を揺さぶらされてしまっている。

もう一度自分の足元を見直すことにする

欲しくても私には手に入らない

あらためて気づく　そして前をむく