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晴明を観た / 2001年10月14日(日)
 

 『陰陽師』を観てきました。
 NHKで吾郎ちゃんがやってるのを観たとき、晴明はこんな真面目で熱い男じゃなくて、もっとふわ〜っとしてないと駄目だよーって思ってたんですが、なら、野村萬斎さんがいいなぁって思ってたんですよ。
 だから、この映画の萬斎さんはとても楽しみにしてて、もう舞い姿や手の動き、呪を唱える声の深さとか最高でした。彼はNHKの大河『花の乱』の時、『花の乱』自体はしょーもないなぁと思って時々しか観てなかったんですが、ふとあれ?凄い上手い人がいる〜!!ってびっくりして、彼目当てに観るようになって、後で狂言師だって知ったんですよね。あの存在感も凄かったです。
 で、それから、着目はしてたんですよー、ずっと。晴明のふわりとした空気のような不思議な存在感を演じられるのは彼しかいないと思ってました。というか、夢枕獏さんの小説も読んだことはもちろんあるんですけど、それ以前から安倍晴明好きとしては譲れないイメージだったので。
 もう萬斎さんのための映画としてみるなら、私的には大満足だったんですけど、うーん、全体として観ると、平安時代版『帝都大戦』かなぁって感じは否めなかったです。敵の陰陽師を演じた真田広之さんはさすが上手かったです。でも、人魚の肉を食って150年生きてる役の小泉さんは、ちょっと永遠の美貌を演じるには苦しかったかも・・・とか、博雅役の伊藤君も演技が若すぎたかなぁとか、いろいろあるにはあるんですが、萬斎さんですべて相殺されうかなぁと。
 同じ狂言師でも今、大河をやってらっしゃる方のどヘタさには目にあまるものがあるだけに、萬斎さんを堪能できて嬉しい映画です♪
 さて、瑣末なことですが、元タイムレンジャーブルーアヤセの城戸裕二さんも出てた筈なんだけど、何処に出てたんだろー? 衛兵かなぁ? 後、OLの宝生舞さんも出ておられました。
 それと、今回の映画にあたって、獏さんより、漫画家の岡野玲子さんの功績というか、影響力の方が大きいんだから、原作者の一人として名を連ねても良かったのでは〜とか思ってしまいました。獏さんの原作だけなら、陰陽師ブームは起こってないと思うし(失礼な奴)。
 でも、陰陽師や晴明がブームになったお陰で私はしばらくお休みだなぁ、やっぱり(遠い目)。



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