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ホグワーツ魔法魔術学校 / 2002年02月24日(日)
 

 来週の土曜日には他の映画(ロード・オブ・ザ・リング)に代わってしまうというので、急遽今日「ハリー・ポッター」を観てきました。
 最初、そういう童話が売れていて、映画化されると聞いた時は、興味はほとんど無かっんだけど、NHKの荒俣宏さんがハリー・ポッターの舞台になったイギリスをめぐる番組で、これは一見の価値はありそうだって思った。
 だから、物凄いロングランになってからは、人気が落ちてゆっくり観れるようになるまで、待とうと……落ちませんでした(笑)。
 感想は、息つく暇も無い展開というよりも、魔法魔術学校ホグワーツを、ハリーと一緒に冒険するワクワク感は、いい。寄宿舎や学校生活が、ほの暗いオーソドックスな魔法と妖精の世界に溶け込んでいる。
 しかも、主役のハリーも友達二人の子役もとにかく上手い。この作品はイギリス人がイギリス人を演じるなければ、成立しない作品だと思う。その風土もそうだけど、シェークスピアやシャーロック・ホームズやクリスティの作品と同じに、イギリス人意外では、十分に表現しえないものがあると思う。
 ストーリー的には、無難にラストは収まった感はあるけど、それはそれで続編期待ということで、仕方無いだろう(笑)。
 せっかく映画館に行ったのだから、字幕で観てきました。吹き替えではもったいないですからね。

 予告編で「ロード・オブ・ザ・リング」を2回も流していた。
 これだけを観て比較というのもどうかと思うけど、確かにスペクタクルな作品で、お金は掛かっている。でも、もしかすると、予告編で観せられたものが、ほとんどすべてかも……って思ってしまう。
 サウロンの野望を単純に世界征服って訳しちゃっていいのかなぁとか、ちょっとん?と思う台詞もあったんですが……トールキンの作り出した世界は、今時の安直な設定を適当に繋げたものじゃない。言語から生活、種族、社会そのすべてがオリジナルであり、純粋ファンタジーとして構築されたものだと思う。小説は読んでも冗長な部分が多かったりする。決して胸沸き躍る類の作品ではない。
 そんなこんなで、ある種の偏見で観ているかもしれないが、2匹目のドジョウはそう簡単には見つからないだろうと(笑)。
 
 ハリケンジャーと龍騎も一応毎度寝ぼけながら観ました(笑)。ハリケンジャーはちょっと仲間同士の擦れ違いみたいな感じでゴタゴタ。龍騎はちょっと一緒の変身が素敵だったかも(笑)。でも、ナイトの変身ポーズの方がカッコいいんですけど〜〜〜。



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