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シナリオの小説化は / 2002年05月30日(木) |
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難しいというか、ドラマ通りの小説化はほぼ困難。 知り合いが「トリック」の小説が出ていたのでチラッと見たけど、面白くなかったって言ってたのを思い出したので、ネタにしようかと(笑)。 小説とシナリオは形態が違うのは当たり前なんですが、やっぱり凄くいいドラマを観ると、小説でも読んでみたいって思うことありますよね。でも、大抵、ドラマを越えることは出来ないです。 たとえ、そのシナリオライターの人が小説化していても、全然面白みが無かったりします。それは何故か、普段シナリオライターの人は、人物や風景や心理を描く必用が無いし、ドラマの場合は役者さんがかなり大きな要素な訳で、彼等を描ききるのは難しい。 三谷幸喜さんが「古畑任三郎」をどうしてもと頼み込まれて、短編で小説化したのを読んだんですが、西村雅彦さんのやってた古畑警部の部下はどうしても書けなかったので、遂に出さなかったそうです。そして、もう二度と小説は書かないとも豪語されてました。 三谷さんほどの上手い方でも、難しいんだなぁとシミジミ。 もともと小説から入った人がシナリオを書く場合はまた違うかもしれないけど、反対の場合はやっぱり大変だろうなぁ。 それに、シリアスよりギャグとかコメディの方が、文章だけで描くのは難しい。漫画とかアニメとかドラマとかで、演じられて動いてこその間もあるし。 ……と、なんでこんなことを書いているのか!? 私が切実にギャグを文字にするって難しい〜〜〜〜って、悩んでるからです(笑)。感動の中でも喜び悲しみ怒りは、なんとかそれないりに描けても、一番難しいのは誰かを笑わせること、楽しませること。芸人さんたちって本当に尊敬します。頭良く無いと出来ない商売の一つですよね。 タハッ……ホザいてる場合じゃ無いんだけど……(滝汗)。 |
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