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桜の心 / 2005年06月17日(金)
 

昨日は日記のネタも無く、早めに沈没(爆睡)した模様です^^。
いえ、今日もことさら何も無いんですが^^;。

関西で放送している『探偵ナイトスクープ』が一月遅れくらいで、地方局で放送している。その中でお祖父さんがお父さんの二十歳の時にお祝いに植えた桜が区画整理で切られてしまうのを娘さんが何とかして欲しいという依頼でした。
最初は役所もどうしようもないという返答で、樹木医の人たちに調べてもらっても、中が空洞になっていて、根もコンクリートの下になっていて、移動しても枯れてしまうという診断。
それでも、花は盛りに咲いている。もう最後かもしれない桜の花の時。
最後に桜のために何か思い出に残ることをしようと、綺麗にライトアップして夜桜見物をすることになる。そこへ役所の人たちが来て、わずかな奇跡を信じて、桜をそのまま移すことになったと知らせてくれる。
ここでジーンと来たのは、もう自分の終わりを感じているかも知れない桜がそれでも花を咲かせている、その壮絶さ……。健気とか、そんな人間の感情を度外視しているのだろうけど、それでも、幼い頃から桜に思いを寄せてきた娘さんの為に、最後かもしれない花を咲かせている……。
桜に心は無いかもしれない、でも、思いを受けて咲いていてくれる、そのはかなさと華麗さが、ジーンと来て、ヤバかったです^^。

今日はそんなお話。




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