まるこのぶつぶつ

2005年04月15日(金) 非常に真面目な話ですが、

最近のニュースを見て、その報道の仕方を非常に遺憾に思っている。






中国や韓国での「反日運動」のデモの映像が

毎日のようにニュースで流されているが、

「デモ」と「暴動」は違うと思う。

デモに至る背景は、国々の考え方が違う事から、

ある程度理解する事も出来る。

例えば、アメリカが原爆を肯定したり、

ロシアが北方領土を自分の国の領土だと宣言したりした場合、

日本でもそれに反対する人々のデモは行われるだろう。

がしかし、だからと言ってそれが

店を破壊するような破壊活動になるとは思えない。

暴動を起こす人々の意識は他にあると思われる。





それは「注目を集める為の暴挙」であり、

一部の国粋主義の人々によるもので、

決して、その国の人々全ての総意では無いと思うのだ。

「派手なパフォーマンスをする事でニュースになる」と言うことを

知った上での、その上での行為ではと考えてしまう。

実際に「全ての日本の店が襲われている」と言うわけでもないし、

完全な「不買運動」が行われているわけでもない。

日系のデパートで買い物をする人々も存在するのだ。

しかし、テレビがあおる事で益々問題が大きく広がりつつある・・・

そんな印象を持っている。





日本でも、拉致問題が取り上げ始められた頃、

朝鮮学校の生徒が被害にあうと言う事件があった。

しかし、それは日本人全体の考えではなく、

ごく一部の、非常に偏った考え方の人が起こした問題だ。

そのニュースを見た多くの日本人が

「日本人として恥ずかしい行為である」と感じたはずである。






現在のようにデモと暴動が一緒くたの状態で報道される事は

その国に対する悪意をばら撒く事と同じではないだろうか?

韓国にも中国にも、もっと冷静に考えている人々が沢山居るはずだ。

提起された問題に対して憤慨していても、

デモや暴動は間違った行為であると考えている人々が。






願わくば、悪意を垂れ流すばかりでなく、

もっと「考えられる」ようなニュースの作り方にして欲しい。

「憎悪の映像」に対しては悪い感情しか生まれてこない。

派手な画面を流したいのだろうが、

それが正しい判断材料になるとは思えない。






たとえ教科書から記述が消えても

既に大人になっている私たちの記憶から

従軍慰安婦の問題や捕虜問題、強制労働問題、毒ガス問題が

決して消えることは無い。

国が教えなくても親が教えれば良い事だ。

アメリカにも「原爆は間違いだった」と主張する人が居るように、

日本にも「過去の問題は存在していた」と主張する人が居る。

国同士の歴史の認識が統一されるなんて事は、

かなり難しいことだろう。過去においても現在でも未来でも。






上手く表現する事が出来ないが・・・・・

それはそれ、これはこれ。

「デモの背景」と「破壊行為の背景」には

別の問題があると思うのだ。

今更日本が鎖国状態になれるわけもなく、

ましてや、中国や韓国が戦争を望んでいるとも思えない。

「冷静な判断」が、今一番必要とされているのだと思う。

その為にも「冷静な判断の出来る映像」を流して欲しい・・・。





最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

これは、私の全く個人的な考え方であり、

この事について討論するつもりはありません。


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