地図を持たずに出掛けよう

2001年05月24日(木) プロドライバーの独り言(少しは役に立ってほしい事)


さてさて、今日もイマイチ面白いネタが無く、
シリーズ第二弾。

お題は「ライトはなんの為?」

もうすっかり暗くなってるのにライトを点けない人。
これが結構いるんだなぁ。
地域でかなり差があるかもしれないけど、
オイラの住んでる神奈川東部には多い。

ライトってなんの為に点けるの?

自分の為?
自分が見えればそれでいいの?

違うよ。
他の人から見られる為のものだよ。
それが歩行者だったり運転手だったり。
自転車に乗ってる人もそう。

車を運転する上でいちばん大事なのが安全確保。
それを放棄する事だよ、無灯火は。

「自分から見えてるから相手も自分が見えてるだろう。」
それは違う。
誰でも死角があるんだよ。
ライトを点けないって事はその死角を自分から作るって事。


さて、ただむやみにライトを点けてもダメ。
ハイビームになってない?
光軸はあってる?
対向車に迷惑になるからきちんと調整しなきゃね。
簡単な事だから。

よく見るのが、右側(対向車側)のライトは光軸合ってるのに、
左側が合ってない(上を向いて、右を見てる)って車。
左側のライトは縁石を見つけるのにちょうどいいんだ。
少し極端でも外を向くように調節すると運転もしやすくなる。


光軸以外でも駐車車両がライトを点けっぱなしってのをよく見る。
信号待ちでライトを消せなんて事は言わないけど、
例えば道端の自販機で飲み物を買う時、
ライト点けっぱで車を降りる・・・

教習所で「蒸発現象」とか「眩惑」って習わなかったかなぁ。
ちょっと考えて。
ライトの中に原付バイクがいたら?
それに気付かず車線変更なんかしたら、人身事故だよ。

法的にはライトを点けてた人には過失は無い(問題だぁ!)けど、
原因をつくたのはその人だよ。
ちょっと駐車、その時でもライトは消そう。


 < きのう  とっぷぺーじ  あした >


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