2003年12月17日(水) |
ヘルメットをリサイクル屋で扱うのはヤメてくれ |
ヘルメットは頭を守る大事な道具。 品質に問題があったら大変なコトになる。
それはビギナーからベテランまで、 バイク乗りなら知ってなきゃいけないコト。
実際オイラも3年ごとにヘルメットを替えている。 保証期限が3年って決められているのもあるけど、 それよりも自分の身を守りたいから。
が、ちょっと前に見たリサイクル屋で。 ヘルメットが売られていた。 そりゃないぜ。 それはやっちゃいけないコトだよ。
さて、ここで理科の実験。 紙を一枚用意しましょう。 新聞の広告でもいいです。 その一辺をゆ〜っくり引っ張ってみてください。 なかなか破れないですね。 破れるまでにかなりの力が必要です。
が、ここで、その一辺に小さい切れ込みを入れてみましょう。 で、同じようにゆっくり引っ張る。 すると今度は簡単に破れますね。 あたりまえのコトを言うな!とお思いでしょう。
これで何が言えるかというと、 (たぶん力学だと思うけど) まっ平らな辺だと力が分散するので、 すぐに紙は破れないけど、 小さな傷があるだけでそこに力が集中するってコト。
ヘルメットも同じ。 ちょっとした傷があるとそこに衝撃が集中して、 ヘルメットが割れるというコトもある。 「一度落したヘルメットは使わないように」 と使用説明書にあるのはその為。 中古ヘルメットを扱わないでほしいというのは そのコトがあるからです。
くれぐれも、自分の身を守る為に、 見た目とか、値段とかでヘルメットを選ばないように。
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