おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2002年10月28日(月) 『阿弥陀堂だより』@日比谷みゆき座

『阿弥陀堂だより』
 監督&脚本:小泉堯史
 原作:南木佳士
 出演:寺尾聰/樋口可南子/北浦谷栄/田村高廣/香川京子/井川比佐志/
    吉岡秀隆/小西真奈美

黒澤組の、『雨あがる』の監督が自ら選んだ原作を長野で撮影されたという
この映画。ウワサ以上に心にずっしりくるほんとにステキな映画でした。
あくせくと時間に追われるよーに生きていると、だんだんどこかにムリが出て来ます。
荒んだ都会から離れたある種別世界、ゆったりとした時間軸の長野の村に生きる
老人達のことばには、長く「生きて」いるそれだけの含蓄、説得力がある訳です。
ただ詩を読み上げるだけで、ただ水の音の話しをするだけで、ただ発せられた
ことばを聞いているだけなのに、こんなにも「悲しくもないのに」涙が出て
止まらなくなるとは思いませんでした。不覚でした。
語られることばと、あえて語られないことばが全て優しさに溢れています。
何十年も同じ地に生きているにもかかわらず、今日初めて出会ったかのように、
美しい自然に感嘆できる気持ちは、一体どうやったら持ちつづけていられるのか。
そんなおうめさんに会いたいです��あんなお婆さんになりたいです。
そんな感じで、もう1度観てことばをメモりたい気分にさせられました。
しかし、かなりの号泣っぷりに自分でもびっくりしました(笑)
前の方で、隣に人がいないトコでよかったです。
キャストもみんな素晴らしい☆自然も美しい☆ナレーション、サイコ〜☆
ことばがとてもよいので原作を読んでみたら、これまたとてもステキでしたので
これを機に、他の作品も読んでみるつもりです♪


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