おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2003年07月14日(月) 『真夜中の虹』@下高井戸シネマ

『真夜中の虹』1988フィンランド
監督:アキカウリスマキ

特集"そっけないけど味がある...アキカウリスマキ アンコール!"っていう
素晴らしい企画を下高井戸シネマでやっていて、ほんとは全部観たいのだけど
なかなか都合がつかずとりあえずまだ観てないこれはぜひ行かねばーと思い、
行ってみました。最新作『過去のない男』の原点とも言える、不幸に見舞われ
続ける男の話です。大好きな『浮き雲』との3部作でもありますねーこれ。
炭鉱夫だったのに鉱山が閉鎖されたり、坑夫だった父は自殺したり、有り金全て
持って南へ行ったら暴漢に襲われて無一文になったり...。ありえないまでの不幸の
連続にも悲劇的になる風でもなく、それを淡々と受け入れてそのまま生きていく
というのが何ともいえないカウリスマキワールドでたまりませんでした。スキ��
『過去のない男』は暴漢に襲われた時に記憶をなくす訳ですけど、こちらは
後にその暴漢に会って仕返しする訳ですが、殴られて取られたことを淡々と
受け入れていただけでなく、やっぱり怒りはあった訳で、逆にそれをふまえての
あの人生の受け入れ方はちょっと見習いたいなぁと思ってしまいました。
あと私がこの監督でスキなトコというのが、さりげないロマンチックさ!
今回もプロポーズ(?)のトコが超〜胸キュンでした。こりゃー全てを捨てても
ついていくわなーみたいな。金銭的価値じゃないよなーみたいな。ステキすぎる☆

まだまだ続くこの特集。できる限り行きたいなぁ〜友の会にも入ったし♪


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