おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年10月28日(木) 『胡蝶』@ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ2

"17th TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL アジアの風"
『胡蝶』2004香港
原題:「Butterfly」
監督&脚本:ヤンヤン・マク
出演:ジョシー・ホー/チィエン・ユエン/エリック・コ/イザベル・チャン/etc.
(ヤンヤン・マク監督+ティエン・ユエンさん来日舞台挨拶etc.)

女性監督作品らしい、細かいとこまで行き届いているとてもステキな映画でした。
ぱっと見は同性愛バナなんだけど、なんかそういうところを超えた人間愛な
映画でした。「自分が自分に正直に生きること、それが大事」たぶん言いたい
ことはそこなんだと思います。カメラワークとかにもすごいこだわりがあって、
ザラザラとした質感とか、インテリアとかファッションとか、そういうのも
とてもステキだけど、それだけのオシャレ映画になってなくて、根底に真面目さが
漂っていて、中身の濃い、誠実なカンジが随所に感じられました。
自分に正直に、ということは時に誰かをひどく傷つけたり、迷惑をかけてしまう。
私はどうしてもそういうのが気になって、そこまでして自分を押し通すのは
なかなか難しいことだと思っていて、実際そのことがいいことなのかそうでない
ことなのかはよくわかりません(この映画ではその辺はたぶん肯定していると
いう姿勢で撮っているんだと思われます)それぞれの考え方だと思いますが。

尼寺で働く親友のかっちょいいこと。あーいうスタイル憧れるなーモデルさん?
ティーチインでは司会襟川クロさん、監督、主演の女の子(あちらではシンガー
ソングライターで演技は初らしいんだけどものすごくキュートでかわいい��)
で面白かったです。質問したおばさん(たぶん香港とかの方かと思われる)が
教育委員会みたいな時代錯誤な質問してて(同性愛映画を上映するのは子供の
教育上どうかとみたいな)それを否定するでもなく、でもこれが同性愛だけを
扱ってる訳じゃなくて...みたいな言い方で場をうま〜く取りまとめる襟川さんの
司会っぷりがとてもかっちょよくて気持ちよかったです。
日本での配給も決まったらしいです。あまり期待してなかったけど、想像以上に
いい映画で満足〜♪


 past  INDEX  will


くり [MAIL] [HOMEPAGE]