おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年02月11日(金) 『チェコ映画祭』@アテネフランセ文化センター

"世界一小さな映画祭 チェコ映画祭2005"
@アテネフランセ文化センター

2.11,12の2日間で全6作品を1日4回上映で網羅しているので、全部は
どうしても観れなかったのだけど、2003年に開催された時にも上質な映画を
いっぱい観れた「チェコ映画祭」なので結構ムリヤリなスケジュールの中、
初日の3本を観にいってきました。たぶん今年が2回目の映画祭です。
前回観たものもその後日本で上映された話を聞かないので、今回のも日本で
観れる機会は少ないかもなのですが、バラエティに富んだステキな映画ばかり��
チェコ映画独特の空気感の映像っぷりがすごく私好みでした。

「居心地のいい部屋」1999 監督:ヤン・フジェベイク
 *時代背景は1968.8のソビエト侵攻前後。同じアパートに住む住人の諍いが
 すごく面白いレトロコメディ。ものすごく好きな女の子がいる男の子の
 親同士が敵対関係(社会主義者と反共産主義者)なんだけどそれが何とも
 コミカルに描かれてて笑いっぱなし♪チェコでは90年代を代表する作品
 として評価されてるそうです。日本では「この素晴らしき世界」が公開
 されてる監督。私が観た3本の中では一番面白かったです。

「エマという女の子」2002 監督:ベンヤミン・トゥチェック
 *17才のエマという女の子の青春。母の恋などなど。どちらかと仏風な
 オシャレ映画です。会場にはご年輩の方もいっぱいいらしてましたが、
 MTV世代の監督の撮ったポップな作品という印象なので、結構そちらの
 方達には退屈だったかも?映像がとにかくかっこよくて、インテリアや
 衣装やメイクや町並みや、その色味がオシャレちっくなのが印象的。
 ちなみに監督は私と同じ年生まれ。
 
「素晴らしき虐げられた日々」1997 監督:ペトルニコラエフ
 *ソビエト侵攻により自由な共産時代「プラハの春」が消え去った後、
 郊外に移り住んだ一家。家族のために主義を曲げずに働いて精神に支障を
 きたしていく主人。激変の時代。不合理な時代にも希望を失わずに生きて
 いく人たち。それらがユーモラスに描かれた傑作でありますねー。
 ブラックな笑いがちりばめられててかなり面白い作品でした。子供最高。
 主役は日本でも公開された「ダークブルー」に出演の俳優。チェコ作品の
 半分以上に出演されてる方らしいです(どうりで観たことある方だと。)
 女優さんも「コーリャ愛のプラハ」などに出てるきれいな人。

 ハリウッドにウツツを抜かしてる場合じゃないのです。チェコよいです。
 オーストラリア映画祭もまたやってほしいなー。
 ホントは全部観たかったんですけどね...て訳で次回開催を祈って♪
 *観れなかった他の作品(「魔王は何でもお見通し」「絆の旅」「晩秋」)


 past  INDEX  will


くり [MAIL] [HOMEPAGE]