おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2006年02月15日(水) 『ルー・サロメ 善悪の彼岸/ノーカット版』@汐留FSホール

『ルー・サロメ 善悪の彼岸/ノーカット版』1977
                イタリア+フランス+西ドイツ(試写会)
監督&脚本:リリアーナ・カヴァーニ
出演:ドミニク・サンダ/エルランド・ヨセフソン/ロバート・パウエル/etc.
試写会ゲスト:青田典子

久々の試写会です。実はこの作品、よく知らないまま観にいったのですが、
1977年に公開された際には40ケ所以上もカットされてたらしく、当時それを
観た人には意味がよくわからなかったらしいです(見ず知らずの隣に座った
おばさまに教えてもらいました。まぁ40ケ所もカットされてたら確かにねー)
R-18っていうことでまぁそういう意味でのカットです。才女ルーサロメと
男達の三位一体の共同生活の模様、そこには愛情と嫉妬が渦巻いてーという。
「私は私のことしか知らない」というサロメはちょっとかっこいいなぁーと
思ったけど、実際にやってみなくても理想は理想でしかないでしょ…やる前に
気づけよーみたいな部分もなきにしもあらず…なんて途中までは私なりに
真面目に観てたんだけど、この映画そういう映画じゃないかもしんないー!
途中まででも真面目に観てた私は一体なんだったんだーーーみたいな気分に
させられるものすごいシーンが後半にあるんです。すごいです。爆笑モノ☆
青年2人が裸で踊りまくるんですよ!しかもチョー真剣に。これはもう笑う
しかないじゃないですかっ!!!すべてココのシーンにもっていかれちゃって、
ストーリーとかどうでもよくなっちゃうスゴさ。この監督てば真剣なんだか、
笑わせようとしてるんだかどっちなんでしょ?すべてが長いプロローグに
感じました。そういうシュミがある訳ではないですが(笑)早まわしして
このシーンだけもう1回観たいーでっかいスクリーンで。最高にくだらねー!


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