アイ○チ

今テレビでやってるよね、イケてる男の子に変身させる番組。
あれでよく使われてるアイプチって化粧品、
実は若い頃使ってみたことも有るんだわ。

********************************

子供の頃からはっきりしっかり一重瞼で、しかも腫れぼったかった。
親も兄弟も二重で鼻筋が通っているにも拘わらず
なぜか私だけ鼻はぺちゃんこ瞼は一重。
美男美女の家族(と思い込んでいた)の中にあって
なぜに私だけがブスなのか、と常々不満に思っていたことよ。
でも疑問に思わないあたりが鈍い(笑)


おかげで両親には「似てないね」と言われ続けていた。
かろうじて「おばあちゃん似?」とコメントしてくれる人は
たぶん誰にも似てない私に多少同情してくれたんだろうと思う。
しかし、ごく素直に(たいそう呑気に)育っていた私は
そうか、おばあちゃんに似てるんだ、と信じていた。

んがしかし。
長じて知ってみれば、祖母は後妻であり、
つまり私とは何ら血のつながりはなかった
のだ。
・・・それじゃ、私はいったい何に似ていたわけ?(笑)

しかし彼の祖母のことは大好きであり、血が繋がっていないことを知っても
不思議にこそ思え、決して嫌いになったりはしなかった。
「知られちゃったね」と言った祖母が悲しそうに見えたため、
だったのかもしれない。
その当時、丸顔だった私は確かに祖母に似ていなくもなかった。

いや、その話ではない。
若かりし頃全く両親に似ていないと言われ続けた私だが
歳をとるに従って、イヤでもあちこちそっくりになってくる、
という話をしようと思ったんだった。

幸いにも子供を産む度に太る体質ではなかったため
体重だけをとってみれば高校の時と比べても±1kgという所。
しかし、ニュートンが林檎を見なかったとしても
落ちるべきものは引力に従って必ず落ちる
わけだ。
体の中で最も端的に現れているのは
胸部(鎖骨下)あたりについていたであろう何kgかの脂肪が、
下腹部または臀部に移動したこととか

頬についていた丸みがどこかへ消えてしまったこととか
同じ臀部についているはずのものが
微妙に下方へ下方へと移動修正し続けていることとか。


たとえば今現在、袖無しを着るのは躊躇われるけれど
これも二の腕についていた脂肪がどこかへ移動してしまって
皮膚が弛んでいるからに他ならない。
つまりここに張りを取り戻すためには
日々の努力によって、既にここにはない「脂肪」の替わりに
「筋肉」をつけて弛まなくする
より手はないわけである。
だからといってダンベル抱えて毎日運動していると
つけたい上腕三頭筋より上腕二頭筋の方がついちゃったりして
まるでポパイの様になるのは決して嬉しいことではないよね。

はっ。
おかしいな。
話の趣旨としては、本人の頭の中では一貫してるんだけど
文章にして読むと、全く脈絡のない話を
羅列しているようにしか見えないじゃないか。
これはやっぱり、頭の中でどこかの線が切れているんだろうか。
それともどこもかしこも切れっぱなしなんだろうか(爆)


ちょっと長くなってきたから、
続くにしておこうか。
2001年07月21日(土)

花のもとにて / しっぽ

My追加