匂いと香り |
楽しく東京へ遊びに行って参りました。 ○○年ぶりに「友達の家にお泊まり」したのよ 夜中までお喋りして凄く楽しかったわ。
帰りも順調に直行の列車にのることが出来、 しかもはじめから座れてラッキ〜♪
しかーし。 たぶん寝不足のためだと思う。 体調悪かったらしくて、途中で気分が悪くなってしまった。
となりに座ったおじさん。 「私から見てもおじさん」な年のおじさんなんだけど。 結構なおしゃれさんで、ポマードの匂いがぷんぷんするの。 …気持ち悪くなってしまいました。 おまけに体臭もわりときつくて。 何かコロン使ってる?しかし香りと言うにはちょっとなぁ。 色々が混じってしまって、「臭気」に近い気がするんだけど。
ううう、気持ち悪い… でも、降りないのに急に立つのもなぁ。 だけど気持ち悪くてここに座っていたくない。 どうしよう?
途中の駅で、私より少々年上に見える女性が乗ってきたので さっと立ち上がって席を譲ってしまいました。 「結構です、大丈夫ですから」と仰るのですが お願いだから私に立つチャンスをちょうだい(泣) 「どうぞ」と無理矢理譲ってしまいました。 ごめんね、それほど年違わないのに不愉快だったと思うけど とにかく立ちたかったのよ。 ずっと座っててくださったから、匂いは気にならなかったのね。 良かったわ。ありがとう、替わってくれて。
んで、まぁ暫くは立っていたのだけれど 深谷あたりで大分空いてきたので座りました。
座る前から、その席の真ん中あたりで 一心不乱に化粧している色白のお嬢さんが気になっていたんだけど (そもそも人前でコンパクト開くの自体考えるけどなぁ) 彼女は周りを見ることもなく鏡に見入っています。 事細かに見ていたわけではないけれど ビューラー取り出したときは吃驚したさ。 そこまでするか?! つまり「化粧直し」じゃなくって本当に「化粧」をしているわけだ。 うんにゃ、それは判ってるけどね。
ま、正直なところ、少々不愉快な気分で 化粧する彼女の気配を感じながら座っていたんだけど、 顔を作り終えたと思ったらヘアスプレー使い始めたの。 プシューーーーーーーーって、それは…!!
ぐはぁ!! き、気持ち悪い!!
なんとまぁはた迷惑な。 傍若無人を絵に描いて神棚に飾ったようじゃありませんか。 もう普通の常識を持っている人には別世界ッスね。
こういうお嬢さんを見ると、昔なら無条件に腹たてたけど 今は「娘はしないだろうか」と心配になるの。 ま、たぶんしないと思っているんだけど でも絶対しないって保証はないものね。
よく言うじゃん、「うちの子に限って!」って。 気持ちは凄くよく判るけど、わたしゃそう子供を信用しとらんよ。 なにせ私の子だからな。 どれほど根性なしか、よ〜く理解してるさ。自分のことだもん。 つまり、何かの拍子に流されないとも限らないんだよね。
でも、頼むから周りを見ておくれ。 はた迷惑なことを、出来る限りしないように努力しておくれ。
かのお嬢さんは、化粧して汚れたのであろう両手を ウエットティシュと思える物で何度も綺麗にぬぐったあと そのティッシュを座席に置いて、降りていきましたとさ。
|
2001年08月02日(木)
|
|