「にこにこばかりもしてられない。」
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心の傷って、誰にでもきっとある。 思い出したくない、思い出さない、と決めていたのに、 傷跡が古くなった今頃になって、 よせばいいのに、えぐりだすような真似をしてしまった。
友達が、やけっぱちになってる。 知ってるよ。わかるよ。 私もそうだったから。
なぐさめながら、 励ましながら、 彼女が自分に重なって、 泣けてくる。 胸の奥が痛い。痛い。
いたいよお。
つらくて、くるしくて、 なみだがでるよお。
冷静に自分の傷が見られる分、 見ない振りをしていたことまで、見えてしまう。
彼女は、どうなっていくのだろう。
私はこんな傷跡を思い出して、どうする気だろう。
そうだよな。 泣いたらいい。 苦しいよな。 泣いていいよ。
だけど、 前向いて行け。 泣いてもいいから、振り返るな自分。
ああ。でも、痛いので、もうしばらく、泣きます。 泣くくらい、いいじゃん。
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