「にこにこばかりもしてられない。」
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2006年07月25日(火) 布団を作る

ないから買う、なんてことをしていると
お金なんてうなるほどあってもすぐになくなってしまう。
もちろんうなるほどあるはずもない。なくてうなることはあっても。

よって、
ないものは、あるもので工夫する!

が、ワタシの基本初動である。


本日は「ベビー布団がない」について工夫をはじめてみた。

たぶん、また母乳育児になるだろうと思う。
神様がよく出る乳をお与えくださったおかげで、今まで一度も哺乳瓶を使ったことがない。
薬局にミルク缶を買いに行かなくても食うに困らないし、
夜中にお湯を沸かしたり、消毒したり、人肌に振り回されなくてすむし、
哺乳類としてこんなありがたいことはない。
しかも、もう出る。
こりゃあ、本気で出だしたらペットボトルに詰めて売れるかもしれない。トホホ。
また乳腺炎で、のたうちまわることにならんようにせねば。

それほどのありがたい乳に恵まれたので、
当然添い寝母乳だ。

添い寝母乳てことは母の布団に寝る率高しなので
母がひと月経って、床上げしてから、昼のベビー布団が必要だ。
そうか。冬支度の布団がいるのか。

寄せ集めてみる。
お昼寝用敷布団が2枚。
水の通りのいいおねしょ防水シーツが1枚。
羽毛のひざ掛けが1枚。

ううむ。
敷布団はサイズがベビーベッドに合わないなぁ。
しかもおしっこのしみたっぷりのカバーなしだ。

サイズに合わせて縫い直すか。縫い直して、カバーをかけて再生しよう。

防水シーツも、防水スプレーをかけて再生しよう。
たしかモックンがスノボに行った時のスプレーが残ってたはず。

羽毛のひざ掛けはもともと子どもの布団にちょうどいいサイズだったので2枚組みで買ったものだ。
1枚は妹ちゃんのところにいったきりだが、
あるはずだ〜と押しいれの奥にもぐりこんだら圧縮されたのが出てきた。
これも干して、カバーを作って再生しよう。

あとは毎日替えるシーツ類と、枕。これは縫える。

綿毛布がないなぁ。
あ。マルのお宝毛布があったはず。
あれ持って保育園に通っていた日々が過ぎても、
あの毛布はお宝なので時々使われておったなぁ。探そう。
新しいバスタオルで代用してもいいか。

ふむふむ。
だいたいまとまったところで、早速とりかかる。

一応洗った敷布団を、ベッドサイズに切り、カバーを縫う。
二枚の生成りのカバーにくるまれて見た目新品の敷布団完成。

ペタンコの掛け布団を干している間に掛け布団カバーを縫う。
布を寄せ集めて、小花柄と、無地の市松パッチワークならなんとか布が足りるなぁ、と布を裁つ。

暑い日にアイロンを使いながらの作業は煮えるなぁ〜。



4人も子どもを産むなんてずいぶんオカネモチなのね〜〜〜〜、なんて
口の悪いおくさま方にイヤミたらたら言われるのはしょっちゅうだけども
贅沢な授かりものしました〜。と笑って返している。

「贅沢」なのはこの歳になって、宝物を授かった、ということで、
金を使うことではないのだが、勘違いしてらっしゃる方が世の中にはたくさんいらっしゃる。

命を授かって産めるしあわせ。
子を育めるしあわせ。

すべてを圧倒する最強のしあわせであって、
侵しがたいすべてのはじまりだ。


生まれてくる子を想って
汗を拭きながらミシンを踏むことも、楽しい。
こんな贅沢は、他に、ない。

さ、枕も作ろうっと。


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