「にこにこばかりもしてられない。」
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母が。 実家の母が亡くなりました。
急でした。
3日ほど前に電話でぎっくり腰で動けない、というから 医者に行くか往診を頼んだほうがいい、 年末年始を病院に泊まってなにもせずに過ごしてもいい 高齢者介護保険を使ってホームヘルパーを頼んでもいい と、相談をしたところでした。
2日前にかかりつけ医に行き、 当日午後に往診に来てもらい、栄養不足だからと栄養ドリンクと栄養剤の注射を受け、 休み明けの24日からお気に入りの病院に入院するはず、でした。
深夜、兄から電話で、 「24日から入院させるつもりだ。」と言われても、 (ぎっくり腰だから、保養のつもりで行くんだな。)という程度にしか思ってませんでした。
早朝、放心状態の兄から 「おかあちゃん亡くなってん。」と電話が入ったときは なにがどう?なんで?どうしてそうなる?脈絡がないーとぐるぐる回りながら全部飲みこんで 「わかった、すぐいく」とうちをほったらかしてひとりで大阪に向かいました。
あれよあれよと葬儀ホールに運ばれたというおかあちゃんは ピンクパールの口紅をして寝てました。
うそとちゃうかったなぁ。
----- 【きまってゆく。】
葬儀の段取りが見ている間に葬儀屋さんのファイルからチョイスされてすすんでゆきます。 ホール葬一式の見積もりが出て お坊さんのお布施は別で30万円て言われたところで ハッと我にかえりました。
待て。おにいちゃん、それ払えるのか。 祝日だったので駅横のATMで30万しか降ろしてきてないよ妹は。
おにいちゃんはうつろな瞳です。 アイコンタクトが無理な状態だったので 見積もりを持たされたおにいちゃんを連れてうちに帰ることにしました。
おかあちゃんは一晩ホールにお泊まりだそうです。 そう。また、くるからね。
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