BLACK!!
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久々にカラオケ仲間のTと会う。 こいつは今、訳あって東京住んでるんで最近会えてなかったからね。 だからめちゃくちゃ長い時間雑談したよ。 なんでも1年ほど前から彼女が存在してて、こっちに来た時は彼女の家に泊まってるらしく。 いや、べつに彼女がいるくらいはさぁ、年齢も年齢だしいいんだけどさ。 でも1年近く俺に彼女の存在を隠すってのはどうだい??水臭いじゃないか。 まぁね、それでブチ切れるほど俺は子供じゃないんで、紅茶花伝を奢ってやったよ。
しかもさぁ、何がムカつくって、俺にクリスマスの予定を聞いてきやがったことだ。 向こうは俺にまだ彼女がいると思ってたから聞いてきたんだろうけどさ。 そんなもん、とっくに別れているって話だよな。チクショーーー! どうせ奴はプレゼント交換であったり、ケーキとか食ったりしてさぁ、そんでシメはニャンニャン的なことをするわけでしょ?結局のところ。 うらやましいですな。ホントに。 俺は一人で発泡酒飲みながらネットやっているだろうな。 薄ら寒くなってくるよ、まったく。
でも考えようによっては、悪いことばかりでもないよな。 ようするに俺にはまだ沢山の夢が残されているってことだもん。 クリスマス・バレンタイン、あと一緒に海に行く、ゲレンデに行く。とかな。 なんつーか、「ゲレンデ」に憧れる。だいたいゲレンデって何だ?スキー場とは違うのかい? ともかく憧れるよ。こんなに俺には夢があるんだもん。 この夢がない時代にだよ、俺はこれほど夢をもって生きているからな。最高さ。
残念ながら一つもう叶えてしまった事があってさ。 それは「浴衣姿の彼女と花火大会に手を繋いで歩く」ことだな。 素晴らしいよ、これは。最高の気分だったな。 俺の大きな夢だったからね。 その時の写真とかプリクラ残っているけど、今は押入れの奥に封印中さ。
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