高校のとき３年間ずっと仲良しだったね。
入学してすぐ、出席番号が同じでトナリの席だった。
偶然同じクラブ活動だった。
そんなこともあって、ホント仲良しだった。
苦手な数学をいつも教えてくれたっけ。
ラブラブって関係じゃなかったけど、
ある意味「親友」みたいだったよね・・・
なんでも相談できたし、
つまんない事でもいつもそばで笑ってくれた。
クラスが変わった時も、
あたし困るとすぐキミの教室に駆け込んで
昼休みずっと話してたりしたね。
笑う目がとっても優しかったっけ。
背は低かったけど・・・ﾎﾞｿﾎﾞｿ・・・
一人っ子だったのに、心の広い人だったなぁ。
尊敬できる人だったよ。
ぁ、時々ケンカもしたんだっけ。
お兄さんみたいに、お説教もされたんだっけ。
いつも諭すように話をしてくれたよね。
心のどこかで、いつまでも一緒に居られるかもって
思ってたかも・・・。
キミの前では何も飾ることがなかった気がする。
気取らないありのままの私だったと思う。

初めて学校以外で会ったのは、
あたしが野球の試合に誘ったときかな。
神宮球場だから、ヤクルトｖｓ阪神戦だったんだね。
２人でに電車に乗ったとき、めっちゃ緊張したっけ。
大して背丈変わらないのに、混んでる電車で
あたしをガードするみたいにしてくれた時、
すごく頼もしく感じた。

大学入学と同時に、ほとんど連絡も取らなかったけど、
きっといつか再会できると信じてた。
前と変わらず会えると思ってた。
お手紙くれたもんね・・・
それが・・・
２１歳でキミのお葬式に行くとは夢にも思わなかった。
涙出なかったよ。
うそだと思ったもん。
バイト中にビルから転落？
わけわかんなかった・・・

時々夢に出てきてくれる
キミは私の守護霊だよね。
あたしは今でも思ってる。
キミの人生の中で、
一番仲良しだった女は
あたしだって・・・
キミも同じ気持ちで居てくれたって・・・

これからも、ずっと私を守ってください。
優しい笑顔で包んでください。
私の心に生き続ける村島君へ。
黙祷・・・

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