‖SHOUT!‖

2002年11月09日(土)  『ガンダムSEED』第6話感想。

第六話終了〜〜


今回はとてつもなく胸の痛くなる回でした。
始終胸を締めつけながら画面から目が離せませんでした。

裏切り者という言葉は、今のキラにはあまりにも酷く重く。

無責任な人間が無責任に吐き出した言葉にどんなにその少年が傷つき、どんなに沈痛な思いをその胸に抱えたのか。少し考えればわかりそうなものなのに。
キラにとってそれは真実ではない、けれど彼は間違いなくコーディネーターで、彼は否定しきることが出来ない。

思わぬ現実(『アスランとの再会』『ヘリオポリス崩壊』)に直面してその渦中にいる上、人より感受性の高そうなキラは、身動きが取れない状態なわけで。
そこにあのいかにも君のことはよくわかってるよと言わんがばかりに見下した態度で暴言を吐くハゲオヤジ!!
そして、あの赤い髪の毛の付け根に、いったいどれほどの脳味噌があるのかと疑いたくなるようなバカ女のバカ発言とか。とにかく腹立たしさ以上に殺意がわきました。
ナイフ持ってさっくりやっちゃいたい〜

あ、でもアルテミスのあの方々はご臨終でしたけどね!〜〜ブー・ニコル様万歳〜(笑)ついでだからあの女もやっちゃってくれ(苦笑)
ああいうバカなことすっから罰が当たったんだよ!!ほんとにもう!!
(でも無駄にかっこよかった、アルテミスの管制官(眼鏡)の行く末が気になります。彼は無事脱出できたのかしら・・・(笑))

自分に出来ることはガンダムに乗って敵を回避すること。そう決意したキラは、その大義名分で自分を奮い立たせて必死に戦っているのに、それなのになんでキラの扱いは日々悪くなっていってんでしょうね。複雑。

キラがガンダムに乗れるのはコーディネーターだから。たしかにそうだけどそれじゃ決してない。キラは優しくって強いからガンダムに乗れるんだよ!!

(ちょっとそこのフレイ耳かっぽじってよく聞いとけ!)

現状のストライクに乗れるのは確かにキラしかいないのかもしれない。
けどね、コーディネーターという資質以上に強い心と正義感がなくてはいけないわけですよ!

あの戦場で戦うためには。仲間を守るためには。

襲撃されたあの日。

もし、キラがヘリオポリスにいずプラントで過ごす、一般的なコーディネーターであったなら彼はこんな思いをしなくても良かったんだろうか?と思う。けど結局考えてみると、やっぱり彼は戦いに対して抵抗するんじゃないかな?絶対キラはザフトを支持することはない気がする。
むしろ共存できないことへの疑問やジレンマを抱えているだろうと思う。そして幼なじみであるアスランがザフトに入るということを聞いたとしても、止めるだろうし、決して賛成はしない筈。

両親がナチュラルのキラにとってはナチュラルもコーディネーターも結局自分自身。そのどちらもを否定することは出来ないはずだから。

辛いはずなんだよ。本当だったら投げ出しちゃってもいいんだよ。

でも現実をキラは受け止めた。彼はアークエンジェルを守ることを選んだ。
だから、キラはガンダムに乗り続けなければいけない。
幾度戦っても、キラがコーディネーターであることは変わらないけれど。

それがわかっていてもナチュラルである仲間のために戦うのね(;_;)。

裏切りという言葉を何度も否定しながら、脳裏を巡るのはアスランが敵として存在しているという現実。そして一歩間違えれば味方からさえ敵視されなければいけない存在のキラ。
どちらからも裏切り者だと言われることもあり得る彼に、まじで裏切り者とか言っちゃ駄目なんですよ!!こっちの事情も汲んでやっれってんだオラッ!アスランあんたの気持ちもわかるけど、キラの気持ちも汲んでやれ〜(苦笑)必死なのは良いんだけどな〜
結局キラはあっちからも此方からももてもてな訳ね(笑)そして戦いに駆りだされる。

ほっておいてくれ。うん確かに。ほっておいて欲しいよね。だって、キラは戦いたくないんだもん。

コックピットから降り立ちふらふらと自室に向かう力ない背中。
崩れ落ちるように横たえた身体。
(飛び乗ってくるトリィ(いらない(多分アスランの遠隔操作。))鳴き声はトリィで・・・(汗)))

そして切なく固く閉じられた瞳から、それでも耐えきれず零れ落ととした涙。

キラの苦悩を思うとどうにも切なくて一緒に泣いてるバカ女がここに一人。
耐えられずに友達に電話したら向こうの声も涙声!!友よッ!!
今週のキラにはかなり心臓揺さぶられました。くぅ〜〜(><)

キラの見せ場はもう一つ。ミリアリアを助けようと自分がパイロットだと名乗り出るシーンもかっこよかったですよね!!しかも合気道黒帯!!(推定)(笑)
まあ重力が軽いとはいえ、軍人(というか悪人だけどな)であるあのハゲオヤジを投げ飛ばしてくれたときにはすっきりしちゃいました〜
ということで今、『帯をぎゅっとね』を見ながら黒帯キラ・ヤマト描いてます(笑)早くアップしたいな〜〜

それにしても今回突っ込みどころ満載で大変でした。

何と言ってもあのフラガ大尉の演技力の無さ!棒読みです棒読み!!すげぇウケたよ。

さすがエンデュミオンの鷹!(笑)そしてそれに騙されるアルテミスの士官達!?(おい)
大きく突っ込み入れてしまいました。あれは、きっとラミアス大尉の叫び声に反応したのよね??(苦笑)。なにげに場に馴染めていないナタルが可愛かったです。バカ真面目な感じがまたいいですよね〜

ここでワンポイントアドバイス。
エンデュミオンとは??
【Endymion】
ギリシャ神話で、羊飼いの美少年。月の女神セレネに愛され、その美しさを飽くことなく眺めていられるよう永遠の眠りを与えられた。

ブフッ!!(鼻血)カハッ(吐血)

羊飼い!!??(ペーター?そりゃヤギや!)それよりなにより美少年!!??
その美しさを飽くことなく眺めていられるよう永遠の眠りを与えられた

それと、戦いとどういう意味があるんですか!!??鷹とかけているってことは、エンデュミオンの鷹すなわち・・・

天駆ける美少年(しかも犯罪的美しさ。)!??(サチコ的直訳)

ぎゃっ!!

男率の高い戦場で、そんな美少年!しかも金髪が!!
フラガ大尉輪姦されちゃってるよ〜〜〜(><)うわ〜〜ん
あのハゲオヤジめ!遠回しにセクハラだったのね!!??

大変よ〜〜〜ムウもてもてよ〜〜〜
きゃ〜〜ラウピンチ!!??(何が?)だって!!ねぇスバルさん!!(私信)(笑)

いきなり妄想

まだ少尉だったりするムウと、戦場で巡り合うラウ。

もう何年も会ってはいなかった、それでも忘れたことなどただの一日もない。
覚えているのは別れの瞬間。まるで鏡を合わせたように自分と同じパーツを持つ輪郭、その瞳が悲哀を浮かべじっと自分を見つめ返す。差し出された掌を強く、強くと握り返し、溢れ出した哀しみは次々と頬を伝って落ちていく。
今となって思ってみれば、あれはあいつだったのかそれとも自分だったのか。それさえも区別がつかないほど自分たちは同じだった。ずっと一緒だった。
引き離された自分の半身。つねに満たされていないと感じるこの餓える想いの原因を今、ラウは思い知っていた。

お互いにお互いを呼び止め争いたくないと心が叫ぶ。けれどここは生死行交う最前線。
許されない言葉をお互いにその身で感じながら現実を受け入れるために戦うことを選ぶ。

もう戻れない。あの頃には。



なんて〜〜〜そんな〜〜〜妄想〜〜〜ラウとムウの話が読みたい〜〜〜(><)
小説が遅々として進まない割にはこういうコネタは増えていく。

あとやっぱりマードック軍曹はいいいです!!同士募集中!!初登場の時から目をつけてたんですがかなりレギュラーですよね!!嬉しい〜〜
オヤジ臭くて男気のありそうな辺りが。結婚するならああいうタイプがいいです。
彼のためならご飯の作りがいもありそうだしね。
ノイマンも良かった。だって今週のノイマンカッコよかったんだもんよ。
友達見たあと、かっこよすぎて熱でたって言ってたよ!!(笑)魔性の男ノイマン今後も期待大です。

ところでマードックノイマンとかいいなーとか思っている私は末期ですか?
早速イバラミチ〜〜ららら〜〜〜

さて、行く先咲きでトラブル続きのアークエンジェル(あの艦の性質上仕方ないんだけど。)悪名高くなっちゃいそうですよね、呪いのペンダントよろしく、停泊した星はことごとく破壊されるとか(苦笑)
次に向かうのは月ですか??ラビルーナがあるから壊さないで欲しいな〜〜(苦笑)



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