此処ではない何処かへ - 2002年11月23日(土) いつも逃げ出したいとそればかり考えている。 何処へ?どうやって? 膝が笑っている。そうして苦笑う。 今日は久しぶりに沢山の人と話をして。 自己弁護をしている自分に少し吃驚した。 まだ自分は自分をかばい立てしようとして居るんだと思って少し呆れた。 それからまだ崖っぷちじゃないんだな、とぼんやりと感じた。 瀬戸際ではないだろう。猶予も手駒もまだあるだろう。 ただこんなにも自分が死を意識するのは酷く久しぶりなのだ。 逃げようにも足が竦んでワタシは走り出すことが出来なかった。 こめかみがじんじんとして焦点が合わなかった。 ただ背中を流れる汗に体温を感じて。 ああそれでもワタシは寝穢く (リアルを感じるのはそのときばかりだ) イキテイルんだ。 朦朧とした頭でそればかりを思った。 ...
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