弱Sonファイブ

■2001年08月31日(金) 無題。


今日の昼すぎ、

会社の近くにある公園に

散歩しに行きました。

この公園は

会社のすぐ近くにあるので

どんなにノロノロ歩いても

すぐにたどり着きました。

そこでベンチに座って

少し空を眺めていました。

どんよりとした厚い雲に

空が完全におおわれています。

東京の空は

こんなに汚いのかと思うと

背中の奥に

ピリピリした緊張が走ります。

おいらは少しむせて

咳をしながら息を吐き出します。

もし自分が、

グリーンマイルの黒人の大男なら

黒い灰の塊が出てきたのだろうか

って考えました。

とそこに、

砂場の方にあるベンチに

カラスが舞いおりてきました。

器用にゴミを漁っております。

ゴミといっても

案外食えそうなものは

多いのです。

何かを見つけたのか、

カラスはまたすぐに

飛び立って行きました。

建物と建物の間を

サアアーと抜けていきます。

もしおいらがカラスなら

あんな器用に

飛んでいけるのだろうか。

飛び続けた先に

ビルさえもなくなって

それでもまだ飛び続けた先に

うっそうとした

大きな森があったとして

その森を見たとき

本能の底から

自分は喜べるのだろうか。

やはりどんなに鳴いても

人間にはカアとしか

聞こえないんじゃないか

などと思いながら

メロンパンを食っておりました。

するとパンくずが

ポロポロとこぼれていきました。

そのこぼれたパンくずは

たまたま通りかかったアリによって

即発見されて、

持っていかれました。

そのアリは仲間のアリに

おい、あそこにはええモンが落ちてるぞ

って言いふらすのでしょうか。

おいらは、そのパンくずのそばに

またパンくずをまきました。

おいらの口からこぼれた

黒い黒い灰入りのパンくずを

お前ら、

ひとつ残さず食らいやがれ

って思いながら。


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