弱Sonファイブ
はい、こんばんは。 加護でございます。 ちょいと近所を プラプラしてたんですよ。 そしたらね、 和菓子屋の兄ちゃん2人が 餅つきしてたんです。 ペッターン。 ハイ! ペッターン。 ハイ! って。 おいら、 おお、すげえなと思って じーと見てました。 そしたら前を通りがかった人が 「すいませんお餅くださいな」 って言いました。 そしたら兄ちゃん、 アイヨ! って言いながら 手馴れた手つきで 餅をパックに詰めて お客さんに渡してました。 おー、なんか シャキっとしてて かっちょええやんけ と思いながら おいらも、 「すいませんお餅 つかせてください」 と言いました。 そしたらお兄ちゃん、 クルッとこっちを振り返って 「はい?」 って聞きなおしました。 だからもう一回、 「それやらして」 って言いました。 そしたら、 「お客さんにそんなこと させられませんよ」 って言われました。 ソッコウ、 「お客さんがしたいって 言ってるんだから いいじゃんかよー」 って言いました。 そしたら すんなりやらせてくれました。 もちろん つく方です。 あの、合いの手を入れるのは ゼッタイやりたくない。 そんで、 うりゃあああああ って叫びながら ペッタン、 ってつきました。 ウスの底をのぞくと、 餅がペッチャンコに なってました。 よしよし、いい汗かいた と思ったので、 満足して きなこ餅を買って 家に帰りました。 そんで ケイタイの アドレス表示のボタンを クルクル回して 女の子に片っぱしから 電話かけました。 そしたら驚くほど みんな出ません。 あ、 つながったか と思うと 留守電です。 仕方ないので留守電に あのー、 僕は餅が好きです と低い声で入れておいた後、 餅を全部平らげてふて寝した。 |