弱Sonファイブ
はい、こんばんは。 エライさんが 「女友達に会わしてやるよ」 と言うので、 どうせロクなことねえだろうな って思いながら 昼食時に会ってみると、 ハァ... あー、お前、 お見合いパーティに いた女! 何が あ、ひさしぶり♪ だコノヤロウ! そのロケットオッパイ もませろ!! っておいらの心が 叫びましたが、 なぜかお口は 「しばらく会わないうちに きれいになった...」 と言っているような トーキョーライフを 過ごしている 加護でございます。 暦の上ではもう春です... さておいらは いつエライさんから クビを言い渡されても かまわないように 自衛策を練っています。 その一環として 今日は 勇気を振り絞って 買ってきました。 就職情報誌。 炎の就職情報誌。 漢を極めるための 「週刊ガテン」 しかし何で 週刊なんですか? 日刊ガテンの方が 男気そそりませんかね? ... それはそれとして、 おれは 今日という一日のすべてを、 タイル貼りにかける。 このカベは 命をかけても おれが貼り抜く。 いいかお前ら、 指一本触れんなよ!? 稼ぎは大したこたあないが、 おれの心の値段は 決して安くはねえぞ! おうジョージ、 「へい」 「これ少ねえけどとっとけ。 お前来月、嫁さんコレ、 なんだろ?」 「いえそんな。 もらえないっすよ。 かつては地獄のマサとして 番張っていた総長が 汗水たらして稼いだご拝金ですぜ。 いただくわけには、あ、 まいりませんぜ!」 「ジョージてめえ、 おれに恥かかす気か! まっとうに働いて稼いだ金を お前にくれてやろうとする おれの、 本当の、 おれの、 おれの、 ボコッ! 「加護、仕事サボるな」 「ちがいますよ、 エライさんが、 ワイルドな男って何だ? って言うから 調べてただけで...」 ドコッ! 「口答えするなバカモノ」 クソー! クソー! クソー! こうなったら エライさんを殺すか タイル貼り職人になるか ふたつにひとつだ!! |