弱Sonファイブ
待ちに待ったお休み。 10日ぶりに休める! 明日は アロハちゃんいますか? の電話とらなくてええんや! 明日何しようかな とか考えると チョーうれしいわ! でも考えてるだけで 一日が終わったりして... で、 おいらペーペーから ちょっとだけ進歩して 客引きやらせてもらえるように なったのね。 おいらうれしくて ガンガンお客さんに 声かけるわけよ。 そのうち スーツのおっちゃんに 声かけると 「坊主、おもしろいヤツだな」 とか言われて 「じゃあどうぞ!」 とか言ってたら 店長にソッコウ呼ばれて 思いっきり 「頬に傷」 のゼスチャーされたのね。 でもいいじゃんねー、 だって加護さん ペーペーだし。 ... そんなことしてるうちに SL600のフルスモ白ツーベンが 店の前に横付けされた。 店の前は一方通行なので 後ろは大渋滞。 加護さんの前には でかいツーベン。 加護さんの頭の中は 上客×2 ⇒ 売上上昇 んで、 スモークのフロントガラスが ウイーンって開いて 「おい、いくらだ?」 って言われる。 加護さんソッコウで 料金表を持ってくる。 「駐車場あるか?」 と言われて 店の2軒となりの 100円パークをご紹介する。 そしたらいきなり 中からおっさんが出てきて 後ろのタクシーのあんちゃんの車の フロントバンパーを ガスッて蹴って 「さっさと下がれ」 ってドス聞かせてた。 おっかねーって思ったので 知らない人のフリをしていると おっさんが100円パークから 「おーい、お前が案内しないと こっちの店に入っちゃうぞー」 って叫んでくる。 売上的には そっちのお店も ウチの系列店だから それでもいいんやけど、 それでOK! という 空気ではないので 「ではご案内します♪」 と言って笑顔で接客を始めた。 ... おいら しゃべりながら思ったんだけどさ、 ヤクザのファッションって どこで買うねんやろ? いや、カバン持ちの方は プラダ・スポーツとか シャネルとかなんで意味わかるんだけど、 おっさんが来てる 網目の細かいシャツが 出所不明で 見れば見るほど、 それマルイで買ったんちゃうん? それ加護さんと同じ、 マルイで 買ったんちゃうん? って思ってしまい そればっかり気になった。 そのうち受付が完了して 番号札を渡す。 そしたらおっさん、 「番号札だってよ、 なんかムショみたいだのー?」 とか言って いちいち加護さんに振りかえって 同意を求めてくる。 フロントで受付してるんやから フロントの人に言えばいいやん? おいら 「アハハー」とか流しながら 待合室まで案内すると、 待合室の中からおっさんが 「おい坊主!」ってどなる。 「はい」って行くと 「指名って何なんだ?」 とかぬかしやがる。 ダリィー、 おっさん指名せずに 受付終わったんやから 余計なこと考えないでほしい って思ってると 待合室のポラロイドを見て 「おい、なんでこいつら 顔写真撮られてるんだ?」 って質問する。 「本番強要したからです」 って答える。 そしたら 「おれ、いい子でいるから ここに載せてくれよ!な?」 とか言い出す。 そこに顔写真載せたら まるで指名手配の写真みたいですよ というセリフが ノドまで出かかったが、 命が惜しいので そのままそれは封印した。 ... で、プレイが終わって おっさんが戻ってくると 「おい、よかったよ!」 って言ってくれた、 いちいち おいらに向かって。 それはうれしいんだけど ムリヤリ肩を組まれる。 おいらこの人と仲良いみたいやん!! やめてぇ〜〜〜〜〜〜! とか思ってもアフターフェスティバル、 「あの子はこの店のナンバー1か?」 とか聞かれながら お茶コーナーまで引きずられていって 「コップ」 とか言われる。 ... なんでおいらだけ...(T-T) しょうがないから 肩を組まれたまま 紙コップ出して麦茶を注ぎはじめた。 そしたら超至近距離でささやかれる。 「なあ、もっと早く出しなよ」 ... 「ふぁい」 明日、ゼッテー 白いベンツのプラモデルを作って、 それを跡形もないくらいまで ブッ潰す! |