弱Sonファイブ
家でNHKを見ている。 まるで 引退したおじいさんだ。 でもさー、 民放もおもしろいんだけどねー、 NHKのドキュメンタリーには 民放も時にかなうまいよ。 で、 その中で特におもしろかったのが 「不耕作」という 農法のドキュメンタリーだ。 不耕作という農法は コンバインで耕したり、 雑草を抜いたりせず、 田んぼの手入れもせず、 稲刈りが終わってから 田んぼの水を抜いたりせず、 要するに 年中ほったらかしで米を育てる という方法だ。 これをやると イネ君は 耕されていない固い土から がんばって 養分を取らないといけないので いっぱい根を張らないといけない。 根を張ったりして 厳しい環境でも枯れないように イネ君自身が 生命力を高めないといけない。 するとイネ君は たくましいイネになって成長し、 結果的においしいお米になる という寸法だ。 加護さん 何をまじめに解説してるんだ? と思われるかもしれないが、 この考えを 恋愛に当てはめてみてください。 何かピンときませんか? ... 大地にしっかり根を下ろさずとも 簡単に手に入るときめきって 楽しいんでしょうか? 好きでもないのにすぐセックスしてさ、 それで何か いっぱしの大人になったような気になって、 イネとして刈られて 店頭に並んでさ、 人様の値段で取引されて それで自分の人生を終えるのは 楽しいことですか? そりゃああなたは 最高値をつけるコシヒカリだと 思いますけどね、 おいらはもっと 最新テクノロジーとか 過剰供給されるサービスとかさ、 「便利だからそれは正義」 みたいなツラして 押しつけてくるヤツら? そいつらを鼻で笑ってやってさ、 あんたが勝手に 自分らしくスクスクと 育てばいいじゃん? オタク研究員が イネを品種改良する時代は終わったよ。 大事なのは 農家が 自然の力、大地の力、 なによりイネの力を信用することなんだよ。 イネを信用しないから まずい米しかできないんだよ。 そうやって育った米の方が ぜったいうまいと思うよ。 おいらが農家だったら ぜったいイネを信用する。 そんで ワンランク上の米を育てられるよう いい土を入れる。 それは 人様にとって都合のいい土じゃなく イネが育つために必要な土や。 おいら 日本全国駆けずりまわってでも 土を探してくる。 そんで ぜったいいい米作ってみせる! って思ったよ。 ... なーんてね、 ごめん NHKの話なんか熱く語っちゃって。 やっぱり この話は白紙に戻そう。 これからも受信料払う気ないんで。 |