弱Sonファイブ
というわけで、 ランさんに 「今日は同伴日なんだけど 行く人がいないから助けて」 と言われて、 同伴することと相成りました。 加護さんは同伴する前から 「同伴とはいかにあるものか」 を 水商売のプロフェッショナル るみ先生から ご鞭撻たまわっていたので、 加護さん自身としては いささかの無礼もないつもりで やり遂げる覚悟にございました。 そして当日、 指定時刻に六本木に行きました。 るみ先生によれば 「行ったこともないようなところに 連れて行ってもらえれば るみ的にはうれしい」 とのことでした。 ランさんは 六本木のキャバクラ歴半年、 重なるスカウトにも心揺れずに ひとつのお店を 盛り上げつづけている中堅ホステス、 さぞかし六本木事情には 詳しかろうと思う次第で、 ランさんが 行ったことのないところを 想像するにあたり... おっぱいパブ(特にショムニ) ランジェリーパブ くらいしか 思いつかなかったので 傾向と対策の立てようが ございませんでした。 しょうがないので あるがままにまかせようと思い、 待ち合わせ場所で 何も考えずに 突っ立っておりました。 するとランさんから 電話が入り、 「タクシーが渋滞で動かないから 今から走っていく」 とのことで 加護さんはにわかに 緊張しだしました。 自分がどこかに 走り出したいくらいでございました。 ... そして数分後、 ランさんと合流。 そしてそのまま いつものキャバクラへ直行。 そう、 ちょうど出勤まで時間がなかったために 「彼女と同伴した」 という形を とっておく流れになったわけでございます。 これが 加護の人生初の同伴のすべてでございます。 |