空中楼閣

2001年10月25日(木) 白昼夢

それは 真昼に現れた 白い悪魔
 
 
時折、飛ぶ意識。
卒倒はしないけれど、日常の瞬間に、意識だけが浮かび上がる。
 
離脱
浮遊
 
そしてそれは私に、
映像を
言葉を
声を
想いを
流し込んでくるのです。
 
 
ただそれが 今回に限って
極めて残酷で悍しかったので
 
いつも地獄は太陽が逃げてから訪れるので
 
ただそれが 余りに突然に
肌で感じられるほど感覚的だったので
 
 
人が周りに居た事も相まって。
きっとその時の私はヒドク、
酷く苦しげな顔をしていたのだろうと思います。
 
 
それは 真昼に現れた 白い悪魔


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亨 [MAIL]

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