この道の先に見えるもの。
希里



 

あの人は、私と別れたら死ぬかもしれない。
そう思ってた。

あの人は私といっしょにいる事をすべての目標とし、
そのために働いていた。

彼の家庭は彼の望むものではなく、
あったかい家庭を求めていた。
それを私と築きたいと願ってた。

すべて私といるため。

だから別れたら死ぬんじゃないだろうかと思った。


問題が多すぎた、と思う。
第一はそれじゃないけれど。
少しずつ積み重なったものがあった。
私が、彼のそゆうところを許せなくなってしまったのだ。
私の人間としての狭さだ。

彼を好きだったのは事実だ。
私はどうしようもなくわがままでひどい彼女だったけれど。
そしてそんな私は違う人に惹かれてしまった。

あの人といた時間、決して辛くはなかった。
とても楽しかった。
どうもありがとう。
心から、感謝している。

どうかどうか元気でいて。

こんなこと言える立場じゃないけれど…。


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2005年11月04日(金)
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