+--- Cinema Memo ---+


■ CENTER STAGE<センター・ステージ><☆☆☆☆> 2001年06月01日(金)
NYの名門バレエ団への登竜門であるアメリカン・バレエ・アカデミーの門をくぐったジョディ。しかし周囲は優等生ばかり、おまけに足の形が悪くて卒業公演には出せないと舞台監督に宣告されてしまう。傷心のジョディは気晴らしにダンススタジオのレッスンを受けに行くが、そこで偶然スター・プリンシパルのクーパーと出会ってしまい……。

監督-----ロブ・ハイトナー 出演----アマンダ・シュール ピーター・ギャラガー イリア・クリック

音楽☆☆☆ ストーリー☆☆☆☆ 映像・演出☆☆☆ 俳優☆☆☆☆ 総合評☆☆☆☆

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ストーリー---バレエ映画というよりも、スタイリッシュで熱い青春群像劇という感じです。(けっこう往年の少女マンガに通じるストーリーでもあるような?)主人公だけでなく出てくるキャラクター全ての設定が素晴らしく、一人一人の感情、行動に筋が通っていて、観ていてすごく入ってゆけると思います。ダンスもバレエの名作からサルサやブロードウェイなどいろいろあってとても楽しめます。人間ドラマも舞踏も楽しめ、おまけに最後に元気が出てくるというナイスな傑作。創作をやる人にもきっと参考になるはず。お勧め!

キャスティング---メインキャラはほとんど現役のバレエダンサーだし、脇のダンサーも実はプロなのでバッチリ堪能できます。特にABTのプリンシパル、イーサンの踊りはこの映画の見せ場の一つ。また、厳しく時に暖かい講師やゲイの黒人ダンサーなどサブキャラが素晴らしいのも魅力的。

私見---クーパーを演じるイーサンにくらくら〜。金髪でちょっとナヨっとした性格の悪いキャラが私の好みにジャストヒット!なんである。



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Written by S.A. 
映画好きへの100の質問



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