+--- Cinema Memo ---+
■ 千と千尋の神隠し<☆☆☆☆>
2001年06月10日(日)
トンネルのむこうは不思議の町だった――少女千尋がまぎれ込んでしまった世界は人間が入り込んではならない世界。八百万の神々やもののけが集まる巨大な温泉町を仕切る湯婆婆に名前を奪われ、両親を豚に変えられてしまった千尋の前に、ハクという少年が現れる……微かな記憶と希望に助けられ、千尋の中で眠っていた生きる力が目醒め始めた。
監督-----宮崎駿 出演-----柊瑠美 夏木マリ 菅原文太
音楽☆☆☆ ストーリー☆☆☆☆ 映像・演出☆☆☆☆ 俳優☆☆☆ 総合評 ☆☆☆☆
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映像---劇場で宮崎アニメを見るのは久し振りだったけど、あちこちに各作品に共通するモチーフやキイワードが見られてとても楽しかった。
ストーリー---予測のつかない展開がとても面白く、怖さと楽しさが表裏一体となっている感じ。後半はノスタルジーやメロウな空気もちょっぴり混ざって、これが元・女の子にとっても、すごく気持ちが良いものでした。物凄い思い入れがない人でも、十分良い気持ちにさせてくれ、何かささやかだけれど心の宝石を拾ったような気にさせてくれる映画というのはとても貴重だ。
キャスト---何と言っても夏木マリさんはいい〜!
私見---この映画には世界観の謎解きなんて出て来ない。限られた時間のなかで、メインはかっきり千尋の心、成長にだけ絞られているからだ。だから、見ている人は勝手に行間を自由に想像しちゃえば良いんだ思う。足りない部分は自分の想像で補うこと、それももしかして宮崎監督の狙いなんだったりして?
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Written by
S.A.
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