バビロンまで何マイル?
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2008年10月29日(水) きょうのれでーすでい。

今日も映画に行くですよ。

「イキガミ」:松田翔太、「ライアーゲーム」見てた時はなんかねっとりした人だなあと思ってたんだけど、七三分けにするとちょっと鳥肌実風味になることが分かりました。また笹野高史が出ててちょっと嬉しい(笑)。
内容は…えーと。

TBSって、よほど安倍晋三が嫌いなんですね。

「イキガミ」を発行する部署が軍隊ぽく歩いてたり、キーパーソンになる代議士候補のキャッチフレーズが「守ります、美しい国」だったり。
原作未読なんで元からそうなのかどうかは分かりませんが、そうでないとしたらけっこうなプロパガンダ作品だと思ったですよ。「お前ら、今のままならこーいう世界になるんだぞ」ってね。

 テーマとしてはすごく考えさせられるものなのに、純粋な娯楽としてこーいう作品が作れないもんかなあ、まったく。


「ICHI」:最近、家にいる時は時代劇を見ることが増えてきてます。夕方になるといそいそとチャンネル変えて「水戸黄門」見てます。(そういや「ICHI」も製作TBSだ)
でも勝新太郎と北野武の「座頭市」未見。「座頭市の女性版」と思って見るとがっかりするのかも。私は先入観がなかったせいか、単純に「目の見えない、剣の腕の立つ女性の成長物語」みたいに見てました。
あと、地回りのやくざが窪塚洋介、山賊の頭が中村獅童だったんですが、窪塚って悪そうな雰囲気を一生懸命作ってる(「刑務所の中」でも殺人犯役だった)んだけど、何かどーしてもぼんぼんな感じが抜けない。つーか、中村獅童の面構えが悪党過ぎるんですよ。好きなんですが^^;; 中村獅童が悪党を演じるとファナティックですらある。歌舞伎のベースがあるからなのかな。
クライマックスのシーンは、FSSで例えるなら「クローソーが唯一戦ったシーン」を彷彿とさせます。結構くるものがありました。

あ、これPG-12なので血しぶき多めです。血がダメな人はお薦めしません。…でも隣、5歳くらいの子どもが座ってたけどいいんだろうか。


<<今日のひとこと>>
 ( ゚д゚)<今日は柄本明にやられた…(両方にでてました)


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