皮の裏側
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横綱貴乃花が引退した。
やっとというか、とうとうというか、はたからみているとそんな感じ。 休場を続けて身体の回復を待ったけれどままならぬということなのか。
でも、今場所は左肩を痛めて一旦休んだあとの再出場 そのまま休んで来場所にかけるという手もあった。
今場所の再出場を選んだ時点で「引退」の気持ちが大きく前面にでてきてたはず。 ニュースの映像を見ていても、去年だか一昨年だかに傷めた右ひざは まだ相当悪いんだろうなというのがわかる。
昨日の負けで踏ん切りがついたということなのだろう。
プロの競技で短時間で身体を酷使するものといったら相撲とボクシングが頭に浮かぶ。 団体競技だったら、一瞬の間にここまで肉体的な致命傷を受けない。 サッカーや野球、ラグビーもたしかに危険だとは思うけれど身を守る手段がある。 でも、相撲とボクシングは身体を痛めつけるという意味でちょっと怖い。
人気の有る力士を育てていかないとこれからは相撲自体すたれてしまうと思う。 北の湖理事長も大変な時に理事長をやってるなと同情する。 強くて人気が有る力士がいれば相撲協会は左団扇だったろうが、これからは大変だ。
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