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林檎の木の下で 2003年01月12日(日)

やっと着いた
あの林檎の木の下で
何も思わなかったなんて
それは嘘

僕らはきっと
お互いを傷つけあって
憎みあってたかもしれない

だけど
僕らはきっと
お互いを尊敬してて
求め合っていたのかもしれない

木登りをして
林檎の実をひとつ採る
下にいる笑顔の君へ
優しく投げ落とす

僕の願いを投げ落とす

君はだけど
ゆっくりとそれに
歯形を残し
唇に付いた汁を舌で舐める

僕は木の上で晴れた空を見る

林檎は赤く甘い
僕らは青く苦い





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熊野
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