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2003年01月25日(土)

私は教室の中心で笑っていた
とても軽やかに
それはそれは明るい美少女のように

教室の隅に落ちる埃を
私は決して許せなかった
けれど
埃たちはそれ以上に
私を恨んでいたのだ

そう
むしろ
私が埃
ただ踏みつぶされる運命の
小さな埃なのだ

誰も私を拾ってはくれない

埃に見えないように
私は無理に繕った
その笑顔

埃じゃないよ
と囁く
その声がほしかった

もっと早く私を見つけてほしかった
もっと単純に私を愛してほしかった
もっともっともっと





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熊野
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