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外の空気を吸いたかった。
2004年02月22日(日) 窓を開けたら 焼け焦げた匂いがした どこかで 何かが燃えている 換気をしようと思うのに 外の空気も乾燥してる 何気なく目を下ろしていけば お昼の人たちは みんな ゆっくり歩く いつも真っ直ぐだ と思って自転車をこいでた道は カーブしているのだと気付いた 知らないところで すべてが動いてゆく 当たり前に 誰かが笑ってることを 許せなかった 誰かが話していることを 許せなかった けど 私には どうしようもない 窓を閉める前に 灯油を入れよう 部屋を暖かくして あの人を待っていよう |