2004年06月28日(月) |
ピンクリボン運動をすること |
患者会の集まりで、ピンクリボン運動について語った・・ 「私たちは、もう乳がんになっているんだから関係ない」 そう言われてしまうと何も言えなかった。
きっと私も術後間もない頃や、点滴中にピンクリボンのこと 言われても「何言ってるの??」と思ったと思う。 自分のことで精一杯だから。
私が今・・乳がんになっていない人たちのために活動すること。 これっておかしなことなのかな・・・。 理解してもらえないことなんだろうか・・・。
私は・・母や友人たちが乳がんになって、私と同じ状態で 発見され、乳房を手術でなくし、抗癌剤の治療で脱毛したり・・ そんな思いは絶対させたくない。 自分がその悲しみや辛さを知ってるから。
皆が同じ思いを持つことは、本当に難しいことだとは理解している。 でも・・何だかとっても悲しい思いでいっぱいになる。 もちろん私のようにメディアに出てくれって言ってるわけじゃない。 自分が乳がんをしたことを言ってくれって言ってるわけじゃない。 ただ・・隣にいる人に・・早く見つけたらいいんだって・・と 一言言ってもらいたい。それだけ。 それだけで救われる人がいるんじゃないかな・・ 甘いのかな・・
どこのピンクリボン運動を見ても・・患者会が主になっているところ って少ない。 あけぼの会が、母の日キャンペーンをしてるけれど。 会長さんが何かで書いていたなあ。 自分たちはもうなっているのに、涙ぐましい活動なのよって。 そうなのかもしれないな。
中には賛同してくれる人もいる。 その人たちとがんばっていくしかない!
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